社会

2018.07.17

180717_diadeconstitucion_in.jpg

「制憲節」を迎え、憲法制定70周年の記念式典で祝辞を述べる文喜相国会議長=17日、ソウル、聨合ニュース



[キム・へリン、イ・ギョンミ]

17日午前、国会議事堂で制憲節70周年の記念式典が開かれた。

制憲節は、1948年7月17日、自由民主主義に基づいた憲法が制定されたことを記念する日で、大韓民国の5大国慶日のひとつ。この日には、憲法体制の守護について考える様々な記念行事が行われる。

この日の記念式典には、文喜相(ムン・ヒサン)国会議長をはじめとして、李洛淵(イ・ナクヨン)国務総理や与野党の指導部らが出席した。

文議長は祝辞で「大韓民国は70年間、人間としての尊厳と価値、民主主義と平和、何よりも自由・平等・人権を守るために戦ってきた。これは我々の憲法の根本価値」とし、「現在の憲法は、国民に血と汗と涙で作られた。権力者に対する市民の抵抗と闘争、民主主義への熱望が作り上げた偉大な作品」と述べた。

特に、「世界が注目する大きな変化の中で、大韓民国は政治・経済・社会・文化など全分野において、パラダイム大転換の時期を迎えている」とし、「ろうそく革命と今の政権の誕生を機に、その以前と以後は全く違う大韓民国にならなければいけない。大韓民国の最高規範である憲法の価値と精神が永遠に守られることを祈る」と強調した。

kimhyelin211@korea.kr