社会

2018.10.02

昨年10月3日、ソウル市内の光化門広場で開かれた開天節を祝賀するパレード

昨年10月3日、ソウル市内の光化門広場で開かれた開天節を祝賀するパレード



[オ・ヒョンウ、キム・ウニョン]
[写真=コリアネットDB]

行政安全部は3日、ソウル市内の世宗文化会館で韓国の政界関係者や各国の外交官、市民など約2千人を招き、第4350周年を迎える「開天節」の記念式典を開催する。

「開天節」は、檀君(タングン)神話に基づく韓国の建国記念日。我が民族の始祖とされている伝説上の人物、檀君が古朝鮮を建国したことを記念する日として1949年に制定された。建国理念は、「広く人間世界に利益をもたらし共存する」という意味の「弘益人間」。

式典には、建国理念を実現してきた市民たちが参加し、彼らの話を紹介する。
故意に自動車事故を起し、意識のない運転手を助けたハン・ヨンタク氏、高速道路で交通事故に遭った人々を助けた看護師キム・ヘミン氏、市場で働きながら約4億を寄付したイ・ボクヒ氏などが、その主役。

地方自治団体や在外公館でも、開天節を迎える式典を開催する。韓国伝統儀礼や展示会、懇談会、韓国文化体験などが用意されている。

昨年10月3日、ソウル市内の世宗文化会館で開かれた開天節の記念式典

昨年10月3日、ソウル市内の世宗文化会館で開かれた開天節の記念式典



hyunw54@korea.kr