社会

2019.10.04

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開天節の公式記念式典で祝辞を述べる李洛淵国務総理=3日、ソウル、李洛淵国務総理のフェイスブック

開天節の公式記念式典で祝辞を述べる李洛淵国務総理=3日、ソウル、李洛淵国務総理のフェイスブック



[チョン・ジュリ、イ・ギョンミ]

第4351周年を迎える「開天節」を記念する式典や様々なイベントが3日、ソウルを始めとして世界各地で開かれた。

開天節は、建国神話「壇君神話」に基づく建国記念日。開天とは、韓民族最初の国「古朝鮮」が出発した日を意味するもので、韓国の歴史が誕生したことを象徴する表現である。

「みんなが共に、世の中を利する」をテーマに、ソウルで開催された政府公式式典には、団体関係者・市民ら2千人あまりが出席した。

特に、今年は、パスタのレストランを運営し、欠食児童に無料で食事を提供する「ジンチャ・パスタ」の代表吳仁泰(オ・インテ)氏、イタリアから韓国に帰化し、1998年から現在までホームレスの人たちに無料で食事を提供し、彼らの自立を手伝うキム・ハジョン神父などが参加し、古朝鮮の建国理念である「弘益人間(広く人間に利益を与える)」の意味を伝えた。

この他にも、全国各地で各自治体が主催した式典・展示会など120あまりのイベントが行われた。

また、ロサンゼルス総領事館・駐トルコ韓国大使館・駐ケニア韓国大使館など、在外公館でも同胞懇談会や韓国文化体験行事などが開かれた。

駐ケニア韓国大使館で開かれた開天節記念行事=2日、ケニア・ナイロビ、聨合ニュース

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etoilejr@korea.kr