新型コロナウイルスワクチンを乗せ、仁川国際空港に到着した航空機。荷物が次々と降ろされていた=2日、仁川、聯合ニュース
[イ・ギョンミ]
新型コロナウイルスワクチンが次々と韓国に到着し、供給されている。
3日、新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、今週に入って3日の時点で、542万1500回分のワクチンが供給された。
米バイオ医薬品企業モデルナが供給すると約束した約600万回分のうち、102万1000万回分が2日に仁川(インチョン)国際空港に到着した。残りは5日までに到着する予定である。
また、韓国政府がルーマニアとの協力によって確保した150万3000回分のうち、ファイザー製ワクチン52万6500回分も2日に韓国に到着した。残りのファイザー製52万6500回分とモデルナ製45万回分は8日に韓国に到着される予定である。
他には、1日にファイザー製268万2000回分が1日に到着し、先月31日にはアストラゼネカ製のワクチン119万2000回分が慶尚北道(キョンサンプクト)・安東(アンドン)市のSKバイオサイエンスの工場から出荷された。SKバイオサイエンスは、アストラゼネカ社のワクチンの国内製造を担当している。
金富謙(キム・ブギョム)国務総理は3日、政府ソウル庁舎で開かれた新型コロナウイルス中央災難安全対策本部の会議で「国民に案内した接種計画に支障が生じることはない」とし、「秋夕(チュソク)連休の前に全国民の7割以上が1次接種を終えるという目標の達成に十分なワクチンが導入される」と強調した。
3日0時の時点で1回目の接種率は57.7%(2964万4464人)となっている。2回目まで接種を終えた人は1678万3832人と、接種率は32.7%となっている。
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