社会

2022.08.08

KOREA.netインドネシア語ページ

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[パク・ヘリ]

韓国政府を代表する多国語ポータルサイトKOREA.netが、韓国文化をインドネシア語でも発信する。

文化体育観光部・海外文化弘報院(KOCIS)が運営するKOREA.netは8日の午前9時(韓国時間)からインドネシア語対応をスタートする。

これを受け、KOREA.netが対応する言語は、従来の9言語(英語、中国語、スペイン語、アラビア語、日本語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、ベトナム語)から10言語になる。

韓国関連ニュースやKOREA.netの名誉記者らの記事がアップされる「News Focus」、韓国の歴史や文化・芸術・観光地などをまとめた「About Korea」、韓国各地で行われる展示会やフェスティバルなどの情報が一目でわかる「Event」、大統領の国政活動や主な政策を紹介する「Government」などのメニューで構成されている。

今後、韓国や世界各地における韓国関連ニュースはもちろん、韓国内で起きるインドネシア関連ニュース、インドネシアで話題となっている韓国関連ニュースなどを、インドネシア語で提供する。

インドネシアは、東南アジア諸国連合(ASEAN)総人口の41%を占め、全体国内総生産(GDP)の34%を占める、非常に重要な国家だ。特に、東南アジア諸国のなかで、韓流拡散の中心地として急浮上している。韓国国際文化交流振興院が今年5月に発表した「2021年 韓流波及効果研究」報告書によると、インドネシアの韓流消費シェアは23.17%で、調査対象となった18カ国・地域のうち、タイ(26.71%)に次いで2位だった。

今年122カ国・地域から選ばれたKOREA.net名誉記者団4834人のうち、インドネシア出身は403人で、エジプト(640人)とメキシコ(422人)に次いで3番目に多い。韓流に対するインドネシア人の高い関心がうかがえる部分と言える。

来年に国交正常化50周年を迎える韓国とインドネシアは、2017年に「特別な戦略的パートナーシップ」を締結している。ASEANのうち、韓国が特別な戦略的パートナーシップを締結した国は、インドネシアが唯一だ。

KOREA.netは、韓国と密接な関係を築いているインドネシア国内で、さらに増加している韓流への需要に対応するため、約2年間準備して、インドネシア語のサイトをオープンした。

同院の朴明順(パク・ミョンスン)院長は、「KOREA.netのインドネシア語サイトが、韓国文化をインドネシアに発信し、両国の架け橋になることを期待する」と話した。

hrhr@korea.kr