ポーランドのクラクフ航空博物館で開かれたACI国際イベントで5つ星を授与された仁川国際空港公社の金景旭社長(左)=14日(現地時間)、ポーランド、仁川国際航空公社
[カン・ガヒ]
仁川(インチョン)国際空港が世界初で唯一の「5つ星」空港に選ばれた。
仁川国際空港公社は14日(現地時間)、国際空港評議会(ACI)が主管した顧客経験グローバルサミットで、「ACI顧客経験認証」プログラムで、最高レベルの5を取得したと発表した。
去年9月、世界で初めてレベル4を取得した仁川空港。今年は、顧客理解や先制的な顧客経験の改善、有機的なコミュニケーションや協業のための取り組みが認められ、最高レベルの5を取得した。
顧客経験認証プログラムは、ACIが世界各国の空港の顧客経験管理システムやサービス革新活動を評価するために2019年に導入した。様々な観点から空港をレベル1~5に分けて評価し、「空港総合評価制度」と呼ばれる。
現在、顧客経験認証プログラムに参加する空港は、アジア・太平洋地域18カ所、欧州11カ所、米州21カ所、計60カ所。主な評価項目を見てみると、顧客理解、経験改善戦略、サービス革新など8項目。
同社は今回のレベル5取得で認められた空港運営に基づき、ACIと顧客経験グローバル教育課程を開発するなど、世界空港産業サービスの基準を定立していく予定だ。
同社の金景旭(キム・ギョンウク)社長は「国民からの信頼、政府の積極的な支援、8万人の社員の努力で成し遂げた成果を足掛かりにして、世界空港産業をリードしたい」と述べた。
kgh89@korea.kr