社会

2022.11.11

▲国家報勲処は11日、釜山国際連合(UN)記念公園で韓国戦争(6・25戦争)に参戦した国連軍の兵士の犠牲と貢献を称える追悼式を開催した。

追悼式で黙とうを捧げる関係者ら=11日、釜山、聯合ニュース


[カン・ガヒ]

国家報勲処は11日、釜山国際連合(UN)記念公園で韓国戦争(6・25戦争)に参戦した国連軍の兵士の犠牲と貢献を称える追悼式を開催した。

UN記念公園には22カ国の参戦国のうち、11カ国の兵士2315人が埋葬されている。


追悼式の名称は「ターン・トゥワード釜山」(Turn Toward Busan)。2007年、カナダ出身の兵士、ビンセント・コートニー氏の提案から始まっており、今年で16回目を迎える。11月11日は法定記念日「国連参戦兵士の国際追悼日」として指定された。

今回の追悼式では午前11時からサイレンが鳴り、弔砲を撃つなどの弔意を示す儀礼が行われた。参戦兵士やその家族、韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理や朴敏植(パク・ミンシク)国家報勲処長、外交関係者らが出席。


空軍特殊飛行チーム、ブラックイーグルスの記念公演が披露された。オランダ出身の兵士、マサイアス・ヒューバータズ・フーゲンブーム氏や英国出身の兵士、エドワド・ジューリャス・エングバーリンク氏らの追悼式も行われた。

朴・国家報勲処長は「韓国戦争の参戦国との友情を深め、交流を強化していきたい」とコメントした。

kgh89@korea.kr