社会

2023.07.03

警察庁は2日、「外国人112通報通訳サービス」を3日から実施すると発表した=アイクリックアート(上記の写真は著作権法に基づき無断転載および再配布を禁じます。)

警察庁は2日、「外国人112番通報通訳サービス」を3日から実施すると発表した=iclickart(上記の写真は著作権法によって保護されています。無断転載、転用、複製などの二次利用を固く禁じます。)


[ソ·エヨン]

警察庁は2日、韓国に住む外国人が112番通報をしやすくする「外国人112通報訳サービス」を3日から実施すると発表した。

警察は112番通報において通訳の需要が最も多い2カ国語(英語・中国語)の通訳要員4人を採用し、112番の受付方法、法律用語、苦情に応対する方法など犯罪通報に関する専門教育を実施した。

通訳要員はソウル警察庁の112治安総合状況室に配置され、国内全域における外国人からの112番通報を受け付ける。また、治安現場で通訳が必要な際にも警察官を支援する。

従来の通訳サービスとの違いは、犯罪通報に関する専門教育を受けた通訳要員が112状況室で外国人通報者とコミュニケーションすることで受付時間を短縮し、迅速な初動措置を可能にすること。

先月、1カ月の間、ソウル地域で試験運営をした結果、受付にかかる時間は平均3分52秒で、以前の通訳サービスと比べ2分21秒短縮した。

警察は韓国を訪問する外国人が112番通報を通じて警察の助けを求めることができるように、仁川空港·金浦空港など主要空港入国場と鉄道駅、駐韓領事館などに、112番に通報する方法を知らせる映像物と、広報紙を配布する予定だ。

警察庁は通訳サービスの効果性や需要などを分析し、支援言語および人員を持続的に拡大する計画である。

警察庁は「韓国を訪問した外国人が犯罪被害にあったとき、112番に電話すれば専門通訳要員の応対で速かに警察官の助けを求めることができるので、躊躇なく通報してほしい」と要請した。

xuaiy@korea.kr