サウジアラビアの巨大スマートシティー「NEOM」のビジョンを紹介する展示会がソウルで開かれる。写真は2022年11月6日から2023年4月29日まで行われたNEOM・CITY「ザ・ライン」の展示会=NEOM公式ホームページ
[イ・ダソム]
サウジアラビアの巨大スマートシティーである「NEOM・CITY」の主なプロジェクトを紹介するアジア初の展示会が、今月ソウルで開かれる。
国土交通部(国土部)は、今月26日から8月3日まで、ソウルの東大門デザインプラザ(DDP)で、展示会「Discover NEOM:A New Future by Design)」が開催されると19日に発表した。
「NEOM・CITY」は、サウジアラビアが紅海と隣接している砂漠と山岳地帯に、ソウルの44倍に達する面積の巨大スマートシティーを建設する超大型プロジェクト。 このプロジェクトを推進するのは、ムハンマド·ビン·サルマン皇太子だ。
今回の展示では、ザ·ライン、オクサゴン、トロジェナ、シンダラなど「NEOM・CITY」を構成する主なプロジェクトを紹介する。各プロジェクトのイノベーティブなデザイン哲学と都市設計を盛り込んだ模型が展示される予定だ。
「NEOM」のナドミ·アル·ナスルCEOは、「『NEOM』とサウジアラビアの長年の友人であり、パートナーである韓国で、アジア初の展示会を開く」として「今回の展示を機に、両国の協力と経済発展が実現することを望む」と話した。
元喜龍(ウォン・ヒリョン)国土部長官は、「今回の展示会が、国民が持つ『NEOM』への疑問を解くと同時に、韓国の建設・モビリティー・エネルギー・ITをはじめとする様々な産業において、新しい刺激を提供することで、発想の転換につながるだろう」と強調した。
展示会は入場無料、毎日午前8時から午後8時まで。オンライン(
https://neomseoul.com )での事前申し込みが必要。
dlektha0319@korea.kr