感謝の意を伝えた後、記念撮影をする日本のスカウトらや丹陽郡の関係者=11日、忠清北道・丹陽郡、丹陽郡提供
[イ・ギョンミ]
第25回世界スカウトジャンボリー(WSJ)大会に参加した日本のスカウトらが忠清北道・丹陽(タニャン)郡の救仁寺と、助けの手を差し伸べてくれた地域社会に感謝の意を伝えた。
郡によると、日本のスカウト隊員らは11日、寺からソウルに出発する前、感謝の意を込めて作った紙のモビールをプレゼントした。
千葉県から来た隊員らは、台風6号の影響によりセマングムのキャンプ場から早期撤収し、8日にこの寺に移動した。ここで韓国のテンプルステイを体験し、様々な文化体験イベントにも参加した。
丹陽郡は隊員らのために、除湿器やエアコンをはじめ、シャワー室やトイレなどの施設を迅速に設置した。保健所は新型コロナウイルスやインフルエンザの感染が疑われる参加者は隔離し、体の調子が悪い参加者は病院に搬送するなど、健康状態を細かくチェックした。
消防署では、4人が3交代で24時間勤務し、万が一の事態に備えた。丹陽水資源公社は猛暑の中、1千本ものミネラルウォーターを提供した。その他にも、丹陽警察署は、現金を落としたり、パスポートを失くした参加者らのために、防犯カメラをチェックして見つけ出した。
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