社会

2024.05.03

外国人農業労働者専用の寮の竣工式を行った=2日、全羅北道・高敞郡、高敞郡

外国人農業労働者専用の寮の竣工式を行った=2日、全羅北道・高敞郡、高敞郡


[コ・ウンハ]

政府が農業に携わる外国人労働者の住居問題の解決に向けて、2026年までに20の専用の寮を建設する。


農林畜産食品部は2日、このような内容と共に、内・外国人労働者1211万人を支援し、季節労働などを通じて供給すると発表した。

政府はこの日、全羅北(チョルラブク)道・高敞(コチャン)郡に、農業労働者を対象とした寮を竣工した。。今年末までに全羅南(チョルラナム)道・海南(ヘナム)郡、忠清南(チュンチョンナム)道・青陽(チョンヤン)などに計10の寮を建設する予定だ。

2年以内に農業労働者の寮10カ所を追加で建設し、計20カ所に増やす計画だ。

農業振興地域の農業者住宅も内・外国人勤労者の寮として活用する方針だ。そのために、農地法施行令改正案を7月に施行する。農業者の住宅面積の上限を既存の660平方メートルから1000平方メートルまで拡大するのだ。

一方、今年の農業分野にあてられた外国人労働者は昨年より1万人増えた6万1631人で歴代最大を記録した。季節勤労は28%増加した。昨年は3万5604人で、今年は4万5631人だ。

農食品部のクォン・ジェハン農業革新政策室長は「農繁期に人手不足にならないように適時適切な人材サービスを供給する。現場の人材需給および人件費の動向を常にモニタリングし、迅速な対応を行う」と話した。

shinn11@korea.kr