社会

2024.05.30

韓国空港公社は韓国・アフリカ首脳会議の開催と関連し、6月1日から6日まで金浦空港国際線ターミナルの航空保安のレベルを「注意」に引き上げる。写真は、金浦空港国際線の出国場の様子=韓国空港公社

韓国空港公社は韓国・アフリカ首脳会議の開催と関連し、6月1日から6日まで金浦空港国際線ターミナルの航空保安のレベルを「注意」に引き上げる。写真は、金浦空港国際線の出国場の様子=韓国空港公社


[キル・ギュヨン]

6月1日から6日間、金浦(キンポ)空港の保安が強化される。空港鉄道も追加で運行する。2024年の韓国・アフリカ首脳会議の開催を迎え、首脳会議の代表団らと空港利用客がスムーズに移動できるようにするためだ。

韓国空港公社は29日、韓国・アフリカ首脳会議の開催に関連し、6月1日から6日まで金浦空港の国際線ターミナルの航空保安レベルを「注意」に引き上げると発表した。

委託手荷物や身体検査などの過程で、手荷物の開封や接触検索が追加される。かかとの高い靴は脱がなければならないなど、セキュリティ面も強化される。それに伴い、搭乗手続きの時間が長くなる可能性が高い。

100ミリリットルを超える液体類、2個以上のライター、引火性スプレーなど、機内に持ち込みが禁止されている物はないか事前に確認しなければならない。

韓国空港公社は保安検査や警備の人員を増やした。空港の利用客が感じる不便さを最小限に抑えるためだ。また、空港施設物の巡察と対テロ活動も強化する。

首脳会議の代表団らや空港利用客のスムーズな移動のために、空港鉄道は来月4日から5日まで午前の時間帯に臨時列車2本を、追加で運行する。

ミン・ジョンホ金浦空港長は「保安検査にかかる時間が普段より長くなる可能性がある。国際線を利用する際には約2時間前に空港に到着し、強化された保安手続きへの協力をお願いする」と話した。

gilkyuyoung@korea.kr