環境部は、アゼルバイジャンのバクーで開催されるCOP29で、「韓国型透明性統合教育イニシアチブ」を19日に提案する=COP29公式フェイスブック
[アフメトジャノヴァ・アイスル]
韓国政府が統合教育を通じて、発展途上国の気候変動への対応を支援する。
環境部は11~22日(現地時間)、アゼルバイジャンのバクーで行われる国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)で、「韓国型透明性統合教育イニシアチブ」の推進計画を19日に公開すると発表した。
今回のイニシアチブは、温室効果ガスの削減、気候変動への適応など、途上国の気候変動への対応を支援するために運営していた教育課程を統合する。技術教育だけでなく、法的・制度的基盤づくりまで支援する計画だ。
また、環境部温室効果ガス総合情報センターが2017年から運営中の「国際温室効果ガス専門家教育課程」と韓国環境研究院の国家気候危機適応センターが、2021年から運営している「適応アカデミー」を拡大して運営する。
環境部は今回のイニシアチブで、当事国の気候変動へ対応しようとする努力や貢献について検討し、地球規模の気候行動の強化にも役立つだろうと期待している。
キム・ワンソプ環境部長官は「韓国政府はカーボンニュートラルに向けた意志と科学的な革新を通じて、気候変動への対応に持続的な努力を注いできた」とし、「すべての当事国が気候政策を成功的に樹立し、履行できるように韓国型イニシアチブの早期定着に向けて尽力する」と述べた。
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