今学期、中国、ベトナム、ミャンマー、日本など39カ国から460人の外国人が、釜慶大学に入学した。写真は、外国人新入生オリエンテーションで、テコンドーの示範公演を観覧する新入生たち=2月28日、釜山・南区、聯合ニュース
[ユ・ヨンギョン]
韓国の大学で学ぶ外国人留学生10人中9人が、卒業後に韓国での就職を希望していることが分かった。
中小企業中央会は、韓国の大学に留学中の外国人805人を対象に、卒業後の進路に関する調査を行った。26日に発表された調査結果によると、回答者の86.5%が卒業後に韓国での就職を希望していることが分かった。専門学士課程の留学生の場合、90.8%が韓国での求職を希望していた。
韓国で就職したい理由は、「韓国に住みたい」(35.2%)、「本国に比べて年俸が高い」(27.7%)、「関心のある分野で働きたい」(25.6%)など。
外国人留学生が卒業後に就職活動をするためには、特定活動(E-7)ビザが必要だ。しかし、全体の66.7%がE-7ビザについて、「取得が難しい」と答えた。
現行制度上、留学(D-2)や求職(D-10)ビザから非専門就業(E-9)ビザへの転換は、許可されていない。留学生の58.8%が、「もし許可が下りるのであればE-9ビザを取得し、中小企業の現場で働きたい」と答えた。
中小企業中央会のイ・ミョンロ人材政策本部長は「多くの外国人留学生が韓国での就職を希望している。しかし、E-7ビザの取得は難しいため、実質的な就職の機会は制限されている」とし、「外国人留学生が非専門分野就職で働けるように、E-9ビザを許容する方案を綿密に検討する必要がある」と話した。
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