テニスの全豪オープン男子シングルスで韓国人初の四大大会4強入りを果たした鄭現選手が報道陣の質問に答えている=28日、仁川国際空港
[ゾン・ハン、イ・ギョンミ]
[写真=聨合ニュース]
テニスの全豪オープン男子シングルスで4強入りした鄭現(チョン・ヒョン)が28日、 仁川国際空港から帰国した。
鄭現は26日(現地時間)、オーストラリアのメルボルンで開かれたテニスの全豪オープン男子シングルスの準決勝で「テニスの皇帝」と呼ばれるロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と対戦した。
自分の夢でもあったフェデラーとの試合だったが、足の負傷で途中棄権を余儀なくされた。
空港に詰め掛けてきたファンや報道陣に笑顔を見せた鄭現。
彼は「まだ痛みがあるので、来週に病院で体の状態を確認しなければならない」とし、「もっと高いところへ行ってみたい」と話した。また、「これから焦らず、トップを目指して頑張りたい」と意志を表明した。
テニスの全豪オープン男子シングルスの準決勝戦で挨拶している鄭現(左)とフェデラー=26日、オーストラリア
世界ランキング58位で大会に参加した鄭現は、大会序盤ではあまり注目されなかった。
しかし、世界ランキング4位のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)に5-7、7-6、2-6、6-3、6-0で勝ち、4回戦ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を、準々決勝ではテニース・サンドグレン(Tennys Sandren、米国)を下ろした。
鄭現の棄権で勝ち上がったフェデラーはインタビューで、鄭現の負傷に気づいたと語り、「私も負傷の痛みをよく知っている。止めなければならない瞬間があることも分かっている」とし、鄭現を応援した。
一方、鄭現は29日発表された男子プロテニス世界ランキングで、29ランクの大幅上昇で29位となった
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