ショートトラック男子1500メートルで優勝を決めて歓喜する林孝俊=10日、江原道・江陵
[ユン・ソジョン、イ・ギョンミ]
[写真=聨合ニュース]
平昌冬季オリンピックのショートトラック男子1500メートル決勝が10日、江原道(カンウォンド)の江陵(カンヌン)にある江陵アイスアリーナで開かれ、林孝俊(イム・ヒョジュン)がオリンピック新記録で金メダルを獲得した。今大会の韓国勢第1号の金メダルとなる。
林孝俊は決勝戦で、試合序盤は5位だったが、9周を残して前に出て黄大憲(ファン・デホン)やシンキー・クネフト(オランダ)などと白熱したレースを展開した。
ショートトラック男子1500メートルを制した林孝俊(左)=10日、江原道・江陵
一緒に走っていた黄大憲が最後の2周を残して転倒して危ない状況だったが、林孝俊は最後まで先頭を維持し、2分10秒485のオリンピック新記録で1位となった。
銀メダルはシンキー・クネフト、銅メダルは「ロシアからの五輪選手(OAR)」のセミョン・エリストラトフ。
試合後の記者会見で林孝俊は「最後の1周を残して、私が1位だという実感がわかなかったが、一生懸命に走った」と述べた。また、「韓国の第1号の金メダルでもっと意味がある」とし、「優勝できたのはコーチと仲間たちのおかげ」と話した。
ショートトラック男子1500メートルで優勝して手を振っている林孝俊(中)=10日、江原道・江陵