テニスのクォン・スンウ選手=唐津市庁
[キム・ヨジン、イ・ギョンミ]
ATPツアー公式戦の「アスタナ・オープン」の男子シングルス決勝戦が26日、カザフスタン・ヌルスルタンで行われ、韓国のクォン・スンウがオーストラリアのジェームズ・ダックワースを2-0で倒し、優勝した。韓国人として18年ぶりとなる男子プロツアーチャンピオンとなった。
クォンは世界ランキング82位、ダックワースは65位。優勝賞金は4万7080ドル(約525万円)。
25日に行われたアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)との対戦では、2-1で逆転勝ちを収めた。
クォンの今回の優勝は、2003年1月にアディダス・インターナショナル大会でイ・ヒョンテクが優勝して以来、韓国人選手としては18年ぶりのATPツアー優勝となった。
優勝ランキングポイント250を獲得したクォンは27日、ATPツアーが発表した世界ランキングで、先週82位より25ランクアップした57位を記録し、自分の最高ランキングとなった。
韓国人として最も高いランキングは、2018年の全豪オープン男子シングルスで4強まで進出したチョン・ヒョンの19位。
ATPツアーは、プロテニス協会(ATP:Association of Tennis Players)が行う国際男子プロテニス大会である。
メジャー大会が最も権威のある大会で、ATPツアー・マスターズ1000シリーズ、500シリーズ、250シリーズの順でランクが分かれる。クォンが優勝した今大会は250シリーズである。
lvzhen@korea.kr