２０２３年１～１０月のラーメン輸出額は７億８５２５万ドルとなった。写真はソウル市内のあるスーパーのラーメン売り場の様子＝聯合ニュース

[テレシア・マーガレット]

韓国の即席めん（ラーメン）の輸出額が史上初めて１兆ウォン（約１１４４億６７５５万円）を超えた。１９６３年、韓国初のインスタントラーメンが作られてから６０年ぶりの成果だ。

２１日、関税庁の貿易統計によると、今年１～１０月のラーメン輸出額は、昨年同期比２４．７％増の７億８５２５万ドル（約１１５７億７２７１万円）と暫定集計された。これまで年間最大値だった昨年の７億６５４１万ドルを超えた数値だ。

輸出額は、国内で生産され外国に輸出されるものだけが集計される。外国の工場で直接生産して現地で販売される分まで考慮すると、実際の販売規模ははるかに大きい。

ラーメンの輸出額は１５年に２億１８８０万ドルを記録して以来、着実に増加傾向にあった。

ラーメンの輸出量も今年１～１０月に２０万１３６３トンを記録し、昨年同期より１３．９％増えた。

同期間の主要国別輸出額を見ると、中国が１億７４４５万ドルで最も多かった。次いで米国（１億７００万ドル）、日本（４８６６万ドル）、オランダ（４８６４万ドル）、マレーシア（３９６７万ドル）の順だった。

一方、ラーメンの輸出額が２０００ドル以上の国は、１２８カ国と集計された。

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