文化

2016.05.16

世宗大王の誕生619年を記念する崇慕祭典が、15日に世宗大王陵の英陵で開かれた。写真は官吏がお香を立てるために移動している様子

世宗大王の誕生619年を記念する崇慕祭典が、15日に世宗大王陵の英陵で開かれた。写真は官吏がお香を立てるために移動している様子



ハングルの創製をはじめ国防・科学・芸術などの多方面において素晴らしい業績を残した世宗(セジョン)大王は、600年以上が経過した今日にも聖君であり「民族の師」と称えられる朝鮮の国王である。

世宗大王の誕生619年を記念する崇慕祭典が先生の日である15日、京畿道(キョンギド)驪州(ヨジュ)に位置した世宗大王陵の英陵(ヨンルン)で挙行された。

世宗大王の誕生619年を記念するため15日に世宗大王陵の英陵で開かれた崇慕祭典で、官吏が献酒している

世宗大王の誕生619年を記念するため15日に世宗大王陵の英陵で開かれた崇慕祭典で、官吏が献酒している

世宗大王の誕生619年を記念するため開かれた崇慕祭典で、文化体育観光部のキム・ジョンドク長官が朴槿恵大統領の代わりにお香を立てている

世宗大王の誕生619年を記念するため開かれた崇慕祭典で、文化体育観光部のキム・ジョンドク長官が朴槿恵大統領の代わりにお香を立てている

崇慕祭典は最初に1杯目のお酒を供える初献官によるお香立てと献酒、祝官による祝文朗読の順番で式が行われた。文化体育観光部のキム・ジョンドク長官は朴槿恵大統領の代わりに献花しお香を立てた。

祭祀の後には朝鮮王朝を開いた第1代王の太祖(テジョ)の創業功徳を称えるために世宗大王が直接作った宮廷音楽の「与民楽(ヨミンラク)」と宮廷舞踊「鳳来儀(ポンレイ)」公演が続いた。

他にも民が国王に直接訴えるための申聞鼓制度と朝鮮時代に人材を選抜する制度の科挙試験を直接体験するイベントとともに、鳳山(ボンサン)仮面舞公演、朝鮮王陵の石物写真展など様々な付帯イベントも一緒に行われた。

コリアネット チャン・ヨジョン記者
写真:文化体育観光部 チョン・ソヒャン
翻訳:イム・ユジン
icchang@korea.kr

崇慕祭典で文化体育観光部のキム・ジョンドク長官がウォン・ギョンヒ驪州市長とともに朝鮮時代の科挙試験体験イベントに参加した子供たちに挨拶をしている

崇慕祭典で文化体育観光部のキム・ジョンドク長官がウォン・ギョンヒ驪州市長とともに朝鮮時代の科挙試験体験イベントに参加した子供たちに挨拶をしている


崇慕祭典で宮廷舞踊の鳳来儀の公演を披露している

崇慕祭典で宮廷舞踊の鳳来儀の公演を披露している