文化

2016.08.10

「2016リオ夏季五輪」の開催期間中に行われる韓国文化公演の「ムイト・ボン!K-カルチャー」で、観覧客らがナンタ公演の「クールタ」に歓声を送っている

「2016リオ夏季五輪」の開催期間中に行われる韓国文化公演の「ムイト・ボン!K-カルチャー」で、観覧客らがナンタ公演の「クールタ」に歓声を送っている





五輪で熱く盛り上がっているブラジル・リオデジャネイロで「K-カルチャー」の人気が高い。

文化体育観光部傘下の海外文化広報院が「2016リオ夏季五輪」を記念して5日にコパカバーナビーチで開催した韓国文化公演「ムイト・ボン!K-カルチャー」が熱い反応を得ている。ポルトガル語で「すごく良い韓国文化」を意味する「ムイト・ボン!K-カルチャー」には開幕初日だけで1千人の観客が押し寄せた。

「オリンピック旗」を構成する5色の材料でキムパプを作るパフォーマンス「ロックシェフ」をはじめ、韓国の伝統的な音と西洋のリズムが調和するフュージョン国楽公演「チェンジェン」、氷と水で夏の暑さを吹き飛ばすナンタ公演の「クールタ」、ブラジルの若者によるK-POPカバーダンスなどが披露されると、観客らは太極文様のうちわを振りながら応援を送った。会場のあちこちから「タボン、コリア!」という歓声があがった。

公演を観覧したタレス・ソウザ(Thales Souza、25)さんは「韓国を代表する料理を紹介するフードパフォーマンスが非常に良かった。韓国とブラジルの食べ物を組み合わせたのが印象的」と話した。マリアナ・ゲラ(Mariana Guerra、24)さんは「すべての公演が素晴らしかった。とくに最後の氷を使ったナンタ公演がエネルギッシュで非常に魅力的だった」と感想を述べた。

ブラジル市民をはじめ、オリンピックを観戦するためにリオを訪ねた観光客らがコパカバーナビーチで「ムイト・ボン!K-カルチャー」公演を観覧している

ブラジル市民をはじめ、オリンピックを観戦するためにリオを訪ねた観光客らがコパカバーナビーチで「ムイト・ボン!K-カルチャー」公演を観覧している





「ムイト・ボン!K-カルチャー」公演は五輪が閉幕する21日まで続く。韓国の伝統舞踊とブレイクダンスを融合させた公演チームの「コリアン・ラプソディー」、テコンドー演武団「K-タイガーズ」、フュージョン国楽バンドの「フール(WHOOL)」など、さらに多様な公演が観客を待っている。平日は午後7時から、金・土・日は午後3時と7時から公演を楽しむことができる。

コリアネット イ・ハナ記者
翻訳:イム・ユジン
hlee10@korea.kr

「ムイト・ボン!K-カルチャー」を訪れた観覧客らがオリンピック旗を構成する5色の材料でキムパプを作っている

「ムイト・ボン!K-カルチャー」を訪れた観覧客らがオリンピック旗を構成する5色の材料でキムパプを作っている




ブラジルの若者たちが「ムイト・ボン!K-カルチャー」でK-POPのカバーダンスを披露している

ブラジルの若者たちが「ムイト・ボン!K-カルチャー」でK-POPのカバーダンスを披露している