来年1月8日から東京を皮切りに開催される「愛の不時着」展
[イ・ギョンミ]
今年、日本で旋風を巻き起こした人気韓国ドラマ「愛の不時着」展が来年1月8日から東京を皮切りに、大阪・福岡・名古屋の4カ所にて開催されることが決定した。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、このような展示会が開かれるのは、韓国ドラマに対する現地の熱い反応が伺えるものと見られる。
「愛の不時着」展では、主人公の北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョクと、韓国の財閥令嬢ユン・セリ、この二人の出会いのきっかけとなった木に絡まったパラグライダー展示をはじめ、リ・ジョンヒョクの家のリビング、国境など、ドラマの世界を楽しめるセットやフォトスポットが展示される。また、未公開カット約250点を含む450点以上の写真やメイキング映像の放映、実際に俳優らが着用した衣装や小道具などが展示される。
Netflixが14日に発表した「2020年、日本で最も話題になったTOP10」
「愛の不時着」は、今年2月から動画配信サービスNetflixで配信がスタートした。ドラマの配信開始以来、Netflixの「今日の総合TOP10(日本)」にもっとも多いニッスランクインした。また、Netflix日本が14日に発表した「2020年、日本で最も話題になったTOP10」で1位となった。
日本では、芸能人やスポーツ選手、大物から若手までがこぞってハマりぶりをアピールしたことも、このブームに一役買った。これを受け、現地の各メディアはドラマを集中分析した。
新型コロナウイルスの影響でステイホームが求められる中、人気を集めた「愛の不時着」は、今年の「ユーキャン 新語・流行語大賞」トップテンにも選ばれるなど社会現象を巻き起こした。これについて主催側は、「新型コロナウイルスの『巣ごもり需要』の影響で動画配信サービスの利用者が増えたことで、韓流ブームが再燃した」とした上で、「その中でも特に、2020年2月からネットフリックスで配信が始まった韓国ドラマ『愛の不時着』は、長い期間にわたり視聴され続け、大きな話題となった」と説明した。また、「南北問題を取り上げながらも、魅力的な俳優たちの演技でその壁を乗り越えた」と評価した。