ソウル工芸博物館の内部=ソウル、同館
[イ・ジヘ、キム・ウニョン、チョウ・ジェヨン]
過去から現在までの韓国工芸を一目で見ることができる「ソウル工芸博物館」が16日から開館している。
同館は、韓国国内で唯一工芸を扱う公立博物館で、ソウル市鍾路区(チョンログ)安国洞(アングクドン)にある。
従来の学校施設を7棟に改造し、土地は1万2826平方メートルで、延べ面積は1万590平方メートルとなった。
ここは、朝鮮時代の第4代国王であり、ハングルを創製した世宗大王が崩御した場所として知られている。世宗大王の王子である永膺大君の家としても有名。また、第26代国王の高宗が王子の純宗の嘉礼を行うために建設した、安洞別宮(アンドンビョルグン)があった場所でもある。
同館には、工芸の歴史、織物工芸、現代工芸、ソウル無形文化財が展示されている。新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、予約制の事前観覧を開始している。毎週月曜日は休館日で、観覧時間は午前10時から午後6時まで。入場料は無料である。
予約はこちらのホームページで。 https://craftmuseum.seoul.go.kr(韓国語)
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