壺に棒を投げ入れる韓国の伝統的な遊び 「投壺」をする外国人=駐エジプト韓国文化院
[キム・ヘリン]
文化体育観光部・海外文化弘報院は7日、世界19カ国21カ所の韓国文化院と広報館で秋夕(チュソク:日本のお盆)を迎えての様々なイベントが開かれると発表した。
駐大阪韓国文化院では、特別展示「秋夕、豊穣、祈願」(~17日)やソンピョン作り体験(10日)などが行われる。駐タイ韓国文化院では韓国戦争の参戦勇士と子孫が参加する韓服体験(9日)が、駐香港韓国文化院では4種類のキムチを試食するイベント「キムチ:多色多味」(14~27日)が行われる。
駐ドイツ韓国文化院では「宗廟祭礼楽」招待公演(12日)が行われる。駐トルコ韓国文化院は、訪問客が「イカゲーム」のユニフォームを着てチームを組んで、チェギ蹴りや弓術といった韓国の伝統的な遊びで対決するイベント(10日)を開催する。
駐大阪韓国文化院(左)と駐トルコ韓国文化院で開かれる秋夕イベントポスター=海外文化弘報院
駐ロサンゼルス韓国文化院では、秋夕と収穫感謝祭の違いを学び、伝統的な遊びも体験できる「韓国文化の日」が開催される。駐ワシントン韓国文化院では、パンソリ・バラ踊り(法事を営むとき鐃鈸を打ちながら踊る踊りのこと)などの韓国の伝統芸術の公演を鑑賞したり、韓国の伝統ちょうちんを作るイベント(10日)が行われる。
駐ナイジェリア韓国文化院は、現地の韓流ファンに韓国の伝統格闘技であり、国家無形文化財として指定されている「シルム」を紹介し、シルムの大会(8日)も開催する。
同院の金章鎬(キム・ジャンホ)院長は「収穫の喜びを分かち合う秋夕を迎え、世界の人々が韓国の伝統文化を体験することで、韓国という国についてもっと親しみを感じてほしい」と述べた。
kimhyelin211@korea.kr