文化

2023.06.16

発言する朴普均文化体育観光部長官=16日、ソウル、文化体育観光部

発言する朴普均文化体育観光部長官=16日、ソウル、文化体育観光部


[ユン・ダヒ]

朴普均(パク・ボギュン)文化体育観光部長官は15日、日本の永岡桂子文部科学相とオンラインで会談し、両国の未来世代の文化交流拡大策について議論した。

今回の会談は、12年ぶりに再開した両国のシャトル外交において文化分野の成果を具体化するために開催された。ここ2カ月で3回も行われた韓日首脳会談で確認した相互信頼や両国関係発展への意志を、様々な文化交流・協力事業を通じて示すための協議を加速化する狙いもある。

朴長官は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と日本の岸田総理は、両国国民の相互理解の地平を広げ、友情と信頼を築いていくためには、未来世代の交流が重要だという認識で一致した」と強調した。

また、「両国を訪れる観光客の中で、20代が大きな割合を占めており、両国文化交流の中心には未来世代がいる」とし、「今後両国間の文化・コンテンツなど多様な分野で、未来世代間の交流が活発に行われることを期待する」と述べた。

永岡氏は「韓国と日本は、これまで緊密な文化交流を通じて、強固なつながりを維持し、深い友情を育んできた」とし、「これまでの文化交流の成果を基に未来世代間の交流をさらに発展させ、両国の文化芸術が持つ魅力と共通する文化的価値を世界に発信するため、引き続き協力していくことを願う」と話した。

朴氏は「韓国は2030国際博覧会の釜山誘致のため、全力を尽くしている」とし、日本の応援と支持を要請した。

両氏は今回の会談を通じて、様々な文化交流・協力事業が両国国民の理解と友情を深めるきっかけになることを再確認した。今年9月、全羅北道・全州で開催される第14回韓中日文化相会合で議論を続けることにした。

文化体育観光部は、首脳外交の成果を拡大するため、3月から「韓日未来文化同行」プロジェクトを実施している。今回の会談開催もその一環である。

daheeyun@korea.kr