韓国を主に訪問する外国人が、K-カルチャーの中で最も高い関心を示すものはK-POPであることが分かった。写真は「KCON・LA・2023」に訪れたK-POPファン=8月18日(現地時間)、米・ロサンゼルス、CJ ENM
[イ・ダソム]
韓国を主に訪問する20カ国の、ソーシャル・オンラインメディア利用者が、一番高い関心を示すのはK-POPであることが分かった。
文化体育観光部と韓国観光公社が10日発表した「グローバル・ソーシャル・データで分かる主要訪韓20カ国で人気のあるKカルチャーのテーマと韓国旅行の関係」という報告書によると、2020年6月から2023年5月の主要訪韓20カ国のソーシャル・オンラインメディアに現れたKカルチャー言及量は、K-POP(3682万3578件)、K-フード(1418万796件)、K-ビューティー(997万1048件)、K-コンテンツ(928万6145件)の順に高かった。
K-カルチャーのテーマ別の言及量と前年同期比の成長率を分析した結果、K-POPはインドネシアとフランス、K-フードは米国、中国、トルコ、K-ビューティーは中国、フィリピン、インドネシア、K-コンテンツはフィリピンとインドネシアで最も多く言及された。
フランスでは、K-POPに関連する言及量が、2020年の月平均1万5170件から、2021年の4万4016件へと約3倍に増え、今年6月まで持続的に増加した。
フィリピンでは、K-コンテンツの言及量が、2020年の月平均3万114件から、2022年の11万5385件へと3倍以上に増えた。韓国ドラマとOTTプラットフォームの言及が多く、2023年には俳優のソン・ヘギョとドラマ「ザ・グローリー」に関連する言及量が増加した。
報告書は、どのようなテーマのKーカルチャーが、韓国旅行の需要に影響を及ぼすかを確認するために、潜在訪韓旅行客の調査と外国人観光客の調査データも分析した。
昨年の潜在訪韓旅行客の調査結果から、今後3年以内に韓国への訪問を考えている外国人に影響を与えているのは、「K-ビューティー、K-POP、K-コンテンツ、K-フード」の順であることが分かった。
2020年1月から2023年5月までに、外国人が多く訪れた都市と消費額を分析した結果、外国人に人気の高い地域はソウル・中区、仁川・中区、ソウル・江南(カンナム)区、ソウル・麻浦(マポ)区、ソウル・鍾路(チョンロ)区の順だった。
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