文化

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フランスのパリが韓国歌手の歌への歓呼に包まれた。Kポップのヨーロッパ進出の初舞台として以前から注目されていた「SMタウン・ライブ・ワールドツアー」パリ公演が、10、11の両日(現地時間)、それぞれ約6000人、合計1万 3000人の熱狂的なファンの歓声に迎えられて、大衆文化コンサート会場として有名なル・ゼニットで盛況のうちに幕を下ろした。SMエンターテイメント所属の東方神起、少女時代、スーパージュニア、シャイニー、f(x)の5グループがヨーロッパデビューに成功したことで、フランスで広がっている韓国大衆文化の人気に弾みが付くものと考えられる。

9日は徹夜した青少年だけで100人に達し、コンサート5時間前にはすでに1000人を超える観客が会場前を埋め尽くした。フランスはもちろん、スペイン、イタリア、ポーランドなど欧州各国からファンが詰め掛けた。それほど欧州の韓流ファンが待ち望んでいた舞台だった。彼らは、フランスの韓流ファンクラブ「コリアン・コネクション」主導の下、Kポップの曲に合わせて踊りながら雰囲気を盛り上げた。今回の公演を支援した「韓国訪問の年委員会」も、フランスですでによく知られているアニメ・キャラクター「ポロロ」の着ぐるみを登場させ、韓国の広報に力を注いだ。

公演が始まり好きな歌手たちが舞台に姿を現わすと、観客は歌だけでなく振付まで真似て声援を送った。会場が崩れるのではと心配になるほどの熱狂的な反応は、3時間を越える公演中、一時も止むことがなかった。公演に参加した5つのアイドルグループは、44曲を披露した。

主催側関係者は「今回の公演は、ファンと歌手が一つになって作り上げた大成功のデビュー舞台だ」と語った。コンサートを見守ったチェ・ジュノ駐仏韓国文化院長も「観客の半分以上はアジア系移民家庭出身ではなく、文字通りフランス現地の若者たち」としながら、「フランスにおける韓国大衆文化のブームが始まった夜だ」と喜びを隠さなかった。

(翻訳:Korea.net 梁賢珠)