食・旅行

2022.11.17

東北亜歴史財団は「独島の日(10月25日)」を記念し、KOREA.net名誉記者団を招待し、今月1日から4日まで、鬱陵島と独島を訪問した。独島の日は、大韓帝国の初代皇帝「高宗」が1900年10月25日、大韓帝国勅令第41号で独島を鬱陵島の付属島として明示したことを記念するため、民間団体の「独島守護隊」が2000年に定めた。

独島は韓国の領土の中で最も東にある島。鬱陵島は則島から北西へ87.4キロ離れたところにある火山島だ。新型コロナの感染拡大以来、コロナ禍でも安心・安全に旅行できる観光地として人気を博している。今年1月から10月までの鬱陵島の訪問客数は43万423人(10月31日の時点)で、統計と取り始めて以来、最多を記録した。これまで年間最多だった2013年の41万5180人を超えた。

米国、ベトナム、フィリピン、ウクライナ、カザフスタン、パキスタン、イランの7カ国から7人の名誉記者団が参加した。2泊4日間の鬱陵島・独島旅行を写真で振り返る。

[鬱陵島・独島=キム・ソナ、カン・ヘウン]

1日の夜、慶尚北道・浦項市の港に停泊している大型クルーズ船「NEW SHIDAO PEARL」。浦項と鬱陵島を結ぶ1万9988トン級のクルーズ船で、1200人まで乗ることができる。毎日1回、浦項からは夜11時50分、鬱陵島からは昼12時30分に出発する。運賃は6万6500ウォン(約6900円)~80万3000ウォン(約8万3200円)。浦項と鬱陵島を結ぶ旅客船は、このクルーズを含めて1日3回運航する。乗船の際、身分証明書がなければならない。KOREA.net記者と名誉記者たちは1日の午後、ソウル駅で待ち合わせし、KTX(高速鉄道)で2時間30分を走って浦項駅に着いた=キム・ソナ撮影

1日の夜、慶尚北道・浦項市の港に停泊している大型クルーズ船「NEW SHIDAO PEARL」。浦項と鬱陵島を結ぶ1万9988トン級のクルーズ船で、1200人まで乗ることができる。毎日1回、浦項からは夜11時50分、鬱陵島からは昼12時30分に出発する。運賃は6万6500ウォン(約6900円)~80万3000ウォン(約8万3200円)。浦項と鬱陵島を結ぶ旅客船は、このクルーズを含めて1日3回運航する。乗船の際、身分証明書を提示しなければならに。KOREA.net記者と名誉記者たちは1日の午後、ソウル駅で待ち合わせし、KTX(高速鉄道)で2時間30分かけて浦項駅に着いた=キム・ソナ撮影


2日の午前6時50分、鬱陵島に到着したKOREA.net名誉記者らが船から降りている。浦項を出発し、ここに着くまで7時間がかかった=キム・ソナ撮影

2日の午前6時50分、鬱陵島に到着したKOREA.net名誉記者らが船から降りる様子。浦項を出発し、ここに着くまで7時間がかかった=キム・ソナ撮影


ウクライナ出身のIuliia Mogylko-Song氏が2日の午前、鬱陵島での初の食事をしている。メニューはビビンパ。鬱陵島産のナムルがいっぱい入っている。鬱陵島のナムルは、雪が多くて初春にも雪の中で芽生え、独特な香りがする=キム・ソナ撮影

ウクライナ出身のIuliia Mogylko-Song氏が2日の午前、鬱陵島での初の食事をしている。メニューはビビンパ。鬱陵島産のナムルがいっぱい入っている。鬱陵島のナムルは、雪が多い初春でも雪の中で芽生え、独特な香りがする=キム・ソナ撮影


2日の午前、鬱陵島・西面にある亀岩。見る方向によって6~9頭の亀(岩の上へあがろうとする亀、下りようとする亀)に見える=キム・ソナ撮影

2日の午前、鬱陵島・西面にある亀岩。見る角度によって6~9頭の亀(岩の上へあがろうとする亀、下りようとする亀)に見える=キム・ソナ撮影



2日の午後、名誉記者らが鬱陵島のテハ海岸散策路を歩いている。長さ637メートルで、鬱陵島の海を近くで楽しむことができる=カン・ヘウン撮影

2日の午後、名誉記者らが鬱陵島のテハ海岸散策路を歩いている。長さ637メートルで、鬱陵島の海を近くで楽しむことができる=カン・ヘウン撮影


東来た亜歴史財団のホン・ソングン研究委員が2日の午後、独島義勇守備隊記念館で説明している。ホン氏は鬱陵島出身の独島専門家。1953年から1956年まで、旧日本軍から独島を守ったホン・スンチル独島義勇守備隊長が伯父だ=キム・ソナ撮影

東来た亜歴史財団のホン・ソングン研究委員が2日の午後、独島義勇守備隊記念館で説明している。ホン氏は鬱陵島出身の独島専門家。1953年から1956年まで、旧日本軍から独島を守ったホン・スンチル独島義勇守備隊長が伯父だ=キム・ソナ撮影


独島義勇守備隊記念館の1階にある「3年8カ月間の死闘」というコーナー。隊員たちの生活が分かる。1953年4月から1956年12月まで、3年8カ月間独島を守る任務を果たした後、警察が任務を引き継いだ=キム・ソナ撮影

独島義勇守備隊記念館の1階にある「3年8カ月間の死闘」というコーナー。当時の隊員たちの生活の様子がうかがえる。1953年4月から1956年12月まで、3年8カ月の間、独島を守る任務を果たした後、警察が任務を引き継いだ=キム・ソナ撮影


2日の午後4時、鬱陵島に入る関門である道洞港の様子。周りに食堂や記念品店、公共機関などがある=キム・ソナ撮影

2日の午後4時、鬱陵島に入る関門である道洞港の様子。周りには、食堂や記念品店、公共機関などがある=キム・ソナ撮影


3日の午前7時、独島へ出発するために停泊している快速船シースター11号。鬱陵島から独島まで、所要時間は1時間10分。平日の運賃は、一般席6万ウォン(約6400円)、優等席6万6千ウォン(約6760円)。週末や祝日には10%の割り増しが付く。気象状況によって一日1~3回運航される=キム・ソナ撮影

3日の午前7時、独島へ出発するために停泊している快速船シースター11号。鬱陵島から独島まで、所要時間は1時間10分。平日の運賃は、一般席6万ウォン(約6400円)、優等席6万6千ウォン(約6760円)。週末や祝日には10%の割り増しが付く。気象状況によって一日1~3回運航される=キム・ソナ撮影


3日の午前7時20分。鬱陵島から独島へ向かう船の中で楽しみにしている名誉記者たち。左から、Khan Muhammad(パキスタン)、Waqus Olaga Kim(カザフスタン)、luliia Mogylko-Song=キム・ソナ撮影

3日の午前7時20分。鬱陵島から独島へ向かう船の中で楽しみにしている名誉記者たち。左から、Khan Muhammad(パキスタン)、Waqus Olaga Kim(カザフスタン)、luliia Mogylko-Song=キム・ソナ撮影


KOREA.net取材班と名誉記者たち、東北亜歴史文化財団の関係者らが3日の午前8時50分、独島に到着して記念撮影をしている。鬱陵島から独島へ行く海路は波が高く、風も強いため、独島入りできる日は1年に40~45日程度だ=オ・ヒョングン撮影

KOREA.net取材班と名誉記者たち、東北亜歴史文化財団の関係者らが3日の午前8時50分、独島に到着して記念撮影をしている。鬱陵島から独島へ行く海路は波が高く、風も強いため、独島入りできる日は1年に40~45日程度だ=オ・ヒョングン撮影


3日午後、鬱陵島にある独島博物館を訪れた名誉記者たちが博物館の関係者から説明を聞いている。独島博物館は4つの展示室で構成されており、独島の歴史や独島守護活動など、様々な資料が展示されている=キム・ソナ撮影

3日午後、鬱陵島にある独島博物館を訪れた名誉記者たちが博物館の関係者から説明を聞いている。独島博物館は4つの展示室で構成されており、独島の歴史や独島守護活動など、様々な資料が展示されている=キム・ソナ撮影


4日、鬱陵島を出発し、浦項に戻る船で見た日暮れ。イラン出身のFarnaz Pirasteh氏は「とても楽しかった」とし、「独島と鬱陵島は予想以上に素敵だった」と話した。ベトナム出身のDao Le Dung氏は、「韓国についてもっと詳しくなった」と話した=キム・ソナ撮影

4日、鬱陵島を出発し、浦項に戻る船で見た日暮れ。イラン出身のFarnaz Pirasteh氏は「とても楽しかった」とし、「独島と鬱陵島は予想以上に素敵だった」と話した。ベトナム出身のDao Le Dung氏は、「韓国についてもっと詳しくなった」と話した=キム・ソナ撮影


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