ベトルコンが食の世界遺産、「味の箱船」に登録された=唐津市
[キル・ギュヨン]
忠清南(チュンチョンナム)道・唐津(タンジン)市の在来農産物である「唐津ベトルコン」の価値が世界的に認められた。
唐津市は、唐津ベトルコンが国際スローフード協会の食の世界遺産、「味の箱船(Ark of Taste)」に登載されたことを4日、明らかにした。
「味の箱船」は、全世界で消滅危機にある食文化遺産を発掘し、保全するためのプロジェクトだ。 2024年12月を基準に161カ国・約6110種類が登録されている。韓国は118種類が味の箱船として登録された。
「味の箱船」への登録は、食品原料が特定地域で、伝統的な生産方式によって生産されなければならない。
今回、ベトルコンの在来種が保存され、ベトルコンの活用が記録されることで、地域の特化商品を開発する際の、重要な土台になると期待される。
唐津市の関係者は「唐津市の在来種子が世界的に価値を認められた」とし、「これを土台に、地域の特化商品の開発など、地域の価値を高めるための事業を進めていく」と話した。
gilkyuyoung@korea.kr