政策

2020.04.07

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文在寅大統領はペルーのマルティン・アルベルト・ビスカラ・コルネホ大統領と電話会談し、新型コロナウイルスへの対応で協力することにした。写真は先月、新型コロナ診断試薬を作る企業を訪問した時の文大統領=聯合ニュース


[イ・ギョンミ]


文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6日、ペルーのマルティン・アルベルト・ビスカラ・コルネホ大統領と電話で会談し、新型コロナウイルスへの対応について議論した。

まず、文大統領は、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大していることを受け、先月、韓国国民約200人がチャーター機で無事帰国できるよう、ペルー政府が積極的に協力してくれたことに感謝の意を表した。

ビスカラ大統領は、「世界が(新型コロナウイルス対策において)韓国を手本にしている」とし、「ペルーは今、最も厳しい状況であり、韓国についていきたい」と述べた。

また、「韓国が初期から積極的に対応したように、ペルーも迅速に大量の検査を行うことが一番効果的」とし、「韓国の技術力、特に診断キットが必要だ」と付け加えた。

これに対し、文大統領は、「新型コロナの克服に最も重要なのは、国際社会の協力と連携」とし、「韓国の防疫や治療経験、臨床データなどをペルー政府と共有する」と答えた。

両首脳は、今回の協力を基に、今後も保健分野を含め、様々な分野での協力を一層強化することで一致した。

km137426@korea.kr