［チョン・ジュリ、キム・ウニョン］
［写真＝青瓦台フェイスブック］

文大統領は１６日、ＵＡＥのドバイを訪問し、両国の経済関係者が参加する「ビジネス・ラウンドテーブル」に出席した。文大統領は、炭素中立社会の実現に向けて水素の重要性や両国の連携を強調した。

その後、文大統領は妻の金正淑夫人と、ドバイ国際博覧会の公式イベント「韓国の日」に出席。文大統領は「ドバイ国際博覧会が成功裏に行われることを祈り、同イベントもその一部になってもらいたい」とコメントした。

文大統領は１７日、韓国商品フェアに出席し、韓国企業の関係者らを励ました。サムスン電子や現代・起亜自動車など、約５０社が参加。２０３０年の釜山国際博覧会の誘致に向けた取り組みも呼びかけた。

金夫人は同日、シャールジャ市にある福祉センターを訪問し、テコンドーを体験する聴覚に障害のある子供らと交流をもった。金夫人は「身体障害者の社会進出を支援する」と語り、ハングルで名前が書かれた帯をプレゼントした。

文大統領夫妻は１８日、サウジアラビアのキング・ハーリド国際空港に到着し、同国のハンマド皇太子から歓迎を受けた。

文大統領は１９日、同国の広域公共交通事業「リヤド・メトロプロジェクト」の建設現場を訪問。韓国のサムスン物産が同プロジェクトに参加している。文大統領は、韓国政府が同国の方針「ビジョン２０３０」の推進に協力し、両国間の協力を強化することや、韓国企業が中東地域に進出できるように支援するという考えを表明した。

金夫人は２０日、エジプトのカイロ市内のホテルで開かれた懇談会「K-文化、ナイル川に染まる」に出席した。海外文化弘報院のKorea.netで活動している名誉記者やユーチューバーのK-インフルエンサーなどの計１０人が参加。金夫人は、名誉記者やK-インフルエンサーに対し、韓国文化を全世界に発信していることに謝意を表明し、応援メッセージを送った。

文大統領は２１日、アドリーマンスール駅を訪問し、地下鉄車両の保管や整備が行われる車両基地を視察した。中東・アジア地域最大規模だという。韓国の鉄道車両メーカーである現代ロテムが２０１７年、カイロの地下鉄３号線に計２５６両の列車を生産して納入する契約を受注した。文大統領は「インフラ・システムが優秀である」とコメントした。

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