第13回韓日中経済通商長官会議にて記念撮影を行う産業通商資源部のアン・ドクグン長官(中央)と日本の武藤容治経済産業相(左)、中国の王文濤商務相=30日、ソウル・中区、産業通商資源部
[シャルル・オデゥアン]
韓国、日本、中国の経済通商長官らが、経済・通商分野における協力を拡大することで合意した。
産業通商資源部は30日、ソウル・中(チュン)区にある大韓商工会議所で、第13回韓日中経済通商長官会議を開催したと、同日明らかにした。産業部のアン・ドクグン長官と日本の武藤容治経済産業相、中国の王文濤商務相が参加した。
韓日中通商長官会議は、2019年12月に行われた中国北京会議以降、今回が初めて。
3国の長官は、経済・通商分野における協力を持続的に拡大していくことで合意した。また、この日に発表した共同声明で「韓日中自由貿易協定(FTA)交渉の加速に向けて議論を持続していく」と明らかにした。
その他にも3国間の企業環境の改善、供給網の確保、輸出統制などにおける疎通を強化し、無炭素エネルギー技術、デジタル転換などの分野で協力を促進していくことで意見が一致した。11月に大田(テジョン)で開催される第23回環黄海経済技術交流会議など、地域間の協力においても交流を続けていく。
3国の長官らは「今年韓国で開催されるアジア太平洋経済協力会議首脳週間(AELW)、翌年中国で開催されるAELW、今年の大阪で開催されるエキスポへの支持を表明する」と明らかにした。
caudouin@korea.kr