科学技術

2021.10.19

「ソウルADEX2021」の開幕を記念するため、上空を飛行するF35AとKF―16戦闘機=18日、京畿道・城南、モリナ・エリアス撮影


[イ・ジヘ、イ・ギョンミ]

「2021ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会(ソウルADEX2021)」が19日、京畿道(キョンギド)・城南(ソンナム)市のソウル空港(軍用空港)で開幕した。

ソウルADEXは1996年に「ソウルエアショー」としてスタートし、2009年からは地上防衛産業分野まで統合して開かれる、国内最大規模の航空宇宙・防衛産業分野専門総合貿易展示会である。

23日まで開かれる今回の展示会には、28カ国から過去最多の440社が参加し、最先端の空中・地上兵器に関する技術が紹介される。

室内展示館では、水素燃料電池を搭載した大型ドローン、宇宙開発関連の装備、有人・無人複合体系装備、仮想現実(VR)訓練システムなど、開発予定の製品が多く展示される。

屋外の会場では、輸出の主力品目であるFA-50、KT-1など、37種・45機の航空機をはじめ、世界的にも性能が認められたK-2戦車、K-9自走砲など、31種・34台の地上装備が展示される。

展示期間中は、45カ国・地域から国防省、軍参謀総長などの高官300人余りが訪韓する。国防部は、韓国側と軍事外交における協力策が議論されるものと期待している。

19~22日は、関連分野の従事者を対象に運営され、一般は最終日の23日のみ入場できる。

会場には新型コロナウイルスワクチンの接種完了から14日以上経過した人、または72時間以内にPCR検査を受け陰性が確認された人のみ入場が可能だ。

shaadiya1223@korea.kr