ソウルの明洞を歩く外国人観光客=21日、ソウル、聯合ニュース
[シャルル・オードゥアン]
韓国観光公社は30日、4月に韓国を訪れた外国人観光客数は約88万9000人で、前年同月比約7倍増えたと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年4月(約163万5000人)の54%まで回復した。
国・地域別でみると、日本からの観光客が約12万8000人で最も多く、次いで米国(約10万9000人)、中国(約10万6000人)、台湾(約7万7000人)、タイ(約5万4000人)、ベトナム(約4万1000人)の順だった。
同社はこの統計について、4月末から5月初にかけての中国の労働節、日本のゴールデンウィークの影響を受けたものと説明した。中国の場合、韓国行きの航空便が増便された上に、労働節が重なって訪韓した中国人観光客が昨年に比べ10倍以上増加した。
カナダ、英国、フランス、オーストラリアからの観光客の場合、イースター連休の影響で前年同月比315.7%増となった。
一方、4月に海外へ出国した韓国人旅行客は、前年同月比7倍増の約149万7000人だった。
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