[キム・ソナ]

８月から済州（チェジュ）道では、ＱＲコードを使ったバス決済システムが導入される。

済州道を訪れた外国人観光客は、自国の決済手段で簡単にバス料金を払えるようになる。

済州道は２９日、来月から道内にあるすべてのバス（８６８台）で、外国人観光客に向けたＱＲコードの決済サービスを実施すると発表した。

利用できる決済アプリは、モバイル簡便決済システムである「ゼロペイ」と連動した世界９カ国（中国、香港、フィリピン、マカオ、イタリア、タイ、マレーシア、モンゴル、シンガポール）の１４種類。
ＱＲコード決済の手数料は、バスの公共性を考慮し、０．９％と低く策定された。

済州道は、ＱＲコードバス決済の施行に合わせて、割引プロモーションを行う。８月から９月まで、アリペイで、一般バスは５０％、急行・リムジンバスは１０００ウォンが割引になる。

済州道交通航空局のキム・テワン局長は、「ＱＲコード決済システムの導入が、済州道のスマートな観光インフラを一段階引き上げる契機になるだろう」とし、「道民や観光客などのバス利用者に配慮し、公共交通サービスを持続的に改善していく」と話した。

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