スポーツ

2024.02.23

「2024ソウル国際スポーツレジャー産業展」がCOEXのデラックス展示場で開かれた。写真はIT技術を融合した「デジタル・スマート・ミラー」を見ながら、オーダーメイドのトレーニングを行う様子=22日、ソウル・江南区

「2024ソウル国際スポーツレジャー産業展」がCOEXのデラックス展示場で開かれた。写真はIT技術を融合した「デジタル・スマート・ミラー」を見ながら、オーダーメイドのトレーニングを行う様子=22日、ソウル・江南区


[ソウル=キム・ソナ]
[写真=チョン・ハン]
[映像=イ・ジュニョン]

「ITインフラがしっかり整っている韓国でのみ可能です」

運動器具やジムの施設に、モノのインターネット(IoT)技術を活用したスマート・ジム・システムを披露したDRAXの崔庆源(チェ・ギョンウォン)常務の言葉だ。チェ常務は、韓国だけが持続的に提供できる運動器具のメリットを強調した。

「2024ソウル国際スポーツレジャー産業展(以下スポエックス)」が22日、ソウル・江南区にあるCOEXで開幕した。チェ常務は「人生100年時代には、運動がマスト」とし、「IT技術を活用することで一人ひとりが運動に関するデータを収集・加工できる。各利用者の状況に合わせたオーダーメイドの運動ガイドを作ることができる」と説明した。

約350社のスポーツおよびレジャー産業専門業者が参加した「スポエックス」が、コエックスで開催された。写真は、拡張現実技術を活用したロッククライミングを行う様子=22日、ソウル・江南区

約350社のスポーツおよびレジャー産業専門業者が参加した「スポエックス」が、コエックスで開催された。写真は、拡張現実技術を活用したロッククライミングを行う様子=22日、ソウル・江南区


駐韓フランス大使館は、今年のパリ夏季五輪の開催を控え今回の展示を用意した。ダニエル・リニャット(Daniel Rignaott)担当官は、「(オリンピックが)パリで100年ぶりに、開催されることを光栄に思う」とし「韓国からもたくさんの人々に訪れてほしい」と述べた。

WIAWISの朴敬來(パク・ギョンレ)代表は、韓国で事前練習を行っているフランスのアーチェリー国家代表チームについて説明した。パク代表は、「フランス女子代表チームの場合、全員が韓国製の弓を使っている」とし「韓国の弓は、全世界で認められている。ナノカーボン技術を使った自転車も、プロたちの間で、その技術力が認められている」と強調した。続けて「韓国製の自転車の技術力が、全世界でより多くの人に愛されることを願う」と付け加えた。

25日まで続く今年のスポエックスには、韓国のスポーツレジャー産業を代表する国内外の約350社が参加した。入場料は1万ウォンで、当日、会場で入場券が購入できる。モノのインターネット(IoT)と拡張現実(AR)技術を活用した運動器具も体験可能。


sofiakim218@korea.kr